Sabaku_Manのブログ

50年~80年の洋楽、旅行についての個人ブログです。
昨今、ネットで検索しても広告や信用できない情報が多いと思っています。
このブログのポリシーは、とにかく自分の本音、感じたことを素直に、
そして、見てもらった人のためになる記事を書きたいと思っています。
ただし、更新日が古い記事については、書いてある情報も古くなっているので注意してください。
適宜更新。
2012年5月開設

このバンドは自分にとって思い出深いバンドだ。
奥田民生の影響もありビートルズを一通り聞いた高校生の頃、
彼の選曲した洋楽コンピレーションCDに収録されていたXTCThat's Really Super, Supergirlに出会い、
この曲のスムースでポップな雰囲気と独特のメロディに魅了された。


これがビートルズ以外の洋楽か、とショックを受けたのだ。
そして、田んぼに囲まれた一軒家に住む田舎の小僧が電車に乗って街に出て、
タワレコの広いフロアでウロウロして、ようやくXTCの名前を見つけてCDを探す。
どのアルバムを買っていいのか分からず、手に持って帰ってきたのはシングル集のWaxworks
勿論、1曲目「Science Friction」を聴いて仰天した。
エレピの短音が連打された後に、想定していた倍以上の速さと、せわしいビートが繰りだされ、
ともすれば英語に聞こえない発音の奇抜なヴォーカルが出てきたのだから。
ポップなXTCを求めてアルバム買ったら奇妙なパンクのXTCなのだ。

しかし、当初の大きな違和感は次第に消えていった。
「This Is Pop ?」や「Are You Receiving Me?」などに
魅了され、
1か月もすれば毎日耳にする愛聴盤となっていた。
そして1年後にはアルバム全てを揃え、挙句、ライブBOXセット「Transiste Blast」まで購入。
親が家を空けている間、大音量で彼らのライブを聴いて狂喜していた。

・「White Music」 「GO 2」について
私事のくだらない話が長くなったが、
そんな衝撃的に出会ったバンド、XTC1stアルバムが「White Music」、2ndが「GO 2」だ。
(デビューは、77年のミニ・アルバム「3D EP」。今は「White Music」のボーナス・トラックとして収録)

これらのアルバムを同時に取り上げるのは、
両者が、
・XTCが「パンク/ニューウェーブの1バンド」と認知された時期に製作され
・キーボードの音がバンドの顔であった時期
という共通項から来るものだ。
(XTCのデビューから現在までの簡易な紹介は、XTCの紹介 を参照。)

どちらのアルバムも78年にリリースされ、以下の4人のメンバーで製作。
Andy Partrige(アンディー・パートリッジ):ギター/ヴォーカルで楽曲の大半を提供。
Barry Andrews(バリー・アンドリューズ):エレピ。2ndでは、作曲、ヴォーカルも。
Coin Moulding(コリン・ムールディング):ベース/ヴォーカル。作曲。
Terry Chambers(テリー・チェインバーズ):ドラム。

両アルバムの特徴
共通点は、誰しもが認めるであろうバリーのピコピコしたとびっきりの電子的なキーボード。
そして、アンディの普通ではない曲だろう。
一方、両者で異なるのは、
「White Music」はパンクぽさがあるが、「GO 2」ではその影がかなり薄い点だろう。
「White Music」のRadios In Motionような一気呵成なスピード感のある曲は少なくなり、
どちらかというと落ち着いたテンポの曲に意識が向く。
収録曲の構成も異なる。
「GO 2」では、前作で作曲クレジットの無かったバリーが2曲を提供し、
コリンが提供した4曲を合わせると、アルバムの半数近くがアンディ作では無い。

以下、個別アルバムについて。
(青字の曲目は、当ブログの個別曲へのリンク。)

・「White Music」(ホワイト・ミュージック) (78年)
1. Radios In Motion
2. Cross Wires
3. This Is Pop ?
4. Do What You Do
5. Statue Of Liberty
6. All Along The Watchtower
7. Into The Atom Age
8. I'll Set Myself On Fire
9. I'm Bugged
10. New Town Animal In A Furnished Cage
11. Spinning Top
12. Neon Shuffle
(以下ボーナストラック)
13. Science Friction

14. She's So Square
15. Dance Band
16. Hang On To The Night
17. Heatwave
18. Traffic Light Rock
19. Instant Tunes

1曲目「Radios In Motion」。

本作では、時代の流れということでパンクぽさが意識されたのか、
エネルギッシュでスピード感のある曲が多い。
1や4、7、8、10、11、12など。
でも、中間部や終わり方に独自の工夫があって一筋縄ではいかないし、
9などバリーのソロを大胆に取り入れた面白い曲もある。
また、6のディランのカヴァーはかなり斬新だ。
皆が知っている超有名曲を使って、自分たちの独自の音楽性を見せつけているかのうようだ。

歌詞の内容では、電気的、SF的なものが目立つが、
この傾向はバンドのキャリアと共に薄れていく。

ボーナス・トラックの曲も基本は同じ傾向だ。
ただ、パンクぽさが強い一方、60年代への意識も大胆に出ていて、
アンディのサイケ・ポップ好きが垣間見える。
13の「It's Psychederic」といったフレーズや14の歌詞、15の間奏部分など。

シングル曲は、3、5、13。
3はアルバムとシングルで曲調が大きく異なるので、ベスト盤などを買うときは注意が必要。
(ちなみに、もはやお払い箱であろうシングル集「Waxworks」収録の5は、
間奏部分がカットされ30秒程短い。
ベスト的シングル集「Fossil Fuel」では、アルバムと同じ長さなのだが…。)

ボーナス・トラックは、「3D EP」などからの曲。


・「GO 2」(ゴー2) (78年)
1. Meccanik Dancing (Oh We Go!)
2. Battery Brides (Andy Paints Brian)
3. Buzzcity Talking
4. Crowded Room
5. The Rhythm
6. Red
7. Beatown
8. Life Is Good In The Greenhouse
9. Jumping In Gomorrah
10. My Weapon
11. Super - Tuff
12. I Am The Audience
(以下ボーナストラック)
13. Are You Receiving Me ?

このアルバムの1曲目と6曲目、1stアルバムの「This is Pop?」の貴重なライブ映像。


このアルバムでは、1曲目の変態ポップで始まり、
12の東洋的な怪しげな曲でこのアルバムを締めくくっており、完全にパンクを捨てている。
2や8の超スローテンポな曲では、このアルバムでしか味わえない不思議な世界を展開。

アンディは、十分に曲を詰める時間が無かったことからか、
本作を彼のキャリアの中で「好きではないアルバム」として挙げている。
しかし、それは裏目では無く、良い影響としてアルバムに出たような気がする。
アンディの曲以外では、彼の灰汁の強さが無く、相対的にバリーのプレイが引き立っている。
さらに、アルバム全体としてチープな感覚が上手く残って、
独特のエレポップになったのではないかと思う。

黒字に白のタイプ文字が並ぶ無機質なジャケットも、内容を良く表しているように思う。

楽曲提供面では前記の通り、半分がコリンとバリーが提供。
特にバリーの趣の異なった曲の存在は、収録曲のバラエティを広げたものの、
どちらかといえば、統一感を欠く結果となっているように思う。

個人的には、1~5の流れと、7、8、12が好みだ。
2でマッタリした後に、バリーのエレピが目立つコリンの3連発。
7はバリーのプレイが光る名曲。
(ライブ盤では、バリーのバリバリのソロを期待していたが、イントロのソロが少しだけ。残念)

ボーナス・トラックはシングル曲で、バリー在籍時の代表曲の1つに挙げられるだろう。
ちなみに、このアルバムからのシングル曲は無い。


※エピソードやシングルの一部細かな情報は、
書籍「XTCソング・ストーリーズ」を参考にした。

XTCの紹介記事
「Drums and Wires」 「Black Sea」の紹介記事




福岡県柳川市は、有明海の北西に面する地域。
熊本城を訪れた後、福岡に帰る途中に観光。
秋頃だったので暑くも無く寒くも無く、絶好の観光日和だった。

柳川市と言えば、どんこ舟うなぎ
どんこ舟は、船頭さんが竿であやつる小さな舟で、町を観光する柳川の名物の1つ。
うなぎは、せいろ蒸しが郷土料理として有名だそうだ。続きを読む

佐賀県。名護屋城、玄海海中展望塔からの続き。

・呼子のイカ
 時計を見ると4時少し過ぎ。
急いで呼子湾にある、イカ料理の河太郎に向かう。
人気のお店らしいので、夕食時は避けなければ。
(このお店は福岡県の中洲に本店がある。呼子のイカを有名にした立役者らしい。)
(ピンがお店の位置)

大きな地図で見る続きを読む

有明海の西側、佐賀県の太良町周辺で美味しい渡りガニ、竹崎ガニを食べることができる。
旬は夏~秋だが、1年中食べられる。

自分が訪れたのは冬。
旬ではないが、この時期はメスが卵を抱えていて、それがなかなか美味しい。

福岡から高速道路を使って1時間程で、温泉で有名な武雄に到着。
そこから、有明海の西岸を走る国道207号線に乗れば、
後は有明海を横目に快適なドライブだ。
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XTCの初期のシングル曲といえば、
自分にとっては「This Is Pop ?」がすぐに頭に浮かぶ。


デビューアルバム「White Music」(78年)収録。

この曲はアルバムとシングルでヴァージョンが大きく異なる。
アルバム「White Music」では、ちょっとモサっとした感じ。
一方、シングルはタイトでかなり聴きやすく仕上がっている。
動画はシングル。

最後の方に出てくる歌詞、we come the wrong way と we come the long wayの、
wrong と longの発音が聞き分けられない。
なんとなく後の部分が long だと思うのだが。

同アルバム収録の他曲の記事
Science Friction

XTCの紹介記事
「White Music」 「GO 2」の記事
「Drums and Wires」 「Black Sea」の記事
「English Settlement」の記事


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