チャック・ベリーのデビュー曲「メイベリーン」。
55年にリリースされてヒット。
早口でしょっちゅう韻を踏むので、曲が一層リズミカルになる。

3rdアルバム「Chuck Berry Is on Top」(59年)収録。

以下、歌詞を和訳した。

*****始*****
メイベリーン 素直になれないの?
メイベリーン なんで素直になれないの?
またまたおバカなことを始めやがって
(以下、このパートは省略)

俺は峠に向けて車を飛ばす
Coupe de Villeに乗ってるお前が見えたからさ
(Coupe de Villeはキャデラックのこと)
キャデラックが田舎道をかっ飛ばす
俺もV8フォードでアクセル全開
彼女の速さは95マイル (時速95マイル=約153km)
前の車に追いついては 車線変更を繰り返す

キャデラックはフォードのすぐ手前
でも フォードのエンジンが焼けついた
そこで 雨雲が出てきて天佑の雨さ
追い越し車線に向けてクラクションを鳴らした
風でボンネットが吹っ飛んで
エンジンが冷えてきた

エンジンはすっかり冷えきったけど
その時 幹線道路からは快速音
キャデラックははるか向こう
時速110マイル 半マイルも先で
止まって見えるほど
そして 峠の上にはメイベリーン
*****終*****

思い通りにならない恋人が車(キャデラック)で走っているのを見て、
男(フォード)が追いかける話。
キャデラックはGM車なので、米を代表するライバル2社が効果的に使われている。

男はキャデラックに追いつくがオーバーヒート。
そこに、雨が降って来て運良くクールダウン。
でも、キャデラックははるか遠くを走り、もはや追いつけない、
という内容だ。

彼の歌詞の中では、1,2を争う面白い出来じゃなかろうか。
Havana Moonの記事
Johnny B. Goode と Bye, Bye Johnnyの記事


シングルのB面は、彼の手による「Wee Wee Hours」というスローなブルース。

これも1stアルバムに収録。

「チャック・ベリー=軽快なギター・ロックンロール」という図式が頭の中にあったが、
この曲や「Havana Moon」などを知り、ロックンロール以外の彼を知った。


Chuck Berryの他の記事
Havana Moon
Johnny B.Goode とBye, Bye Johnny
Memphis Tennessee
Come On 
Rip It Up

・オリジナルアルバム集
R&R全盛期(50年代後半)のチャック・ベリーの代表曲は全て網羅されている。


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