アニマルズのヴォーカル、エリック・バードンが結成した新生アニマルズのヒット曲。
深刻な雰囲気が漂うイントロだが、
歌の部分に入ると、シスコの気候を表現したのか、
暖かみあるアコギが印象的な夢心地な曲に変わる。

Eric Burdon and The Animals名義の1stアルバム「Winds of Change」(67年)収録。

英wikiによれば、
イントロ部分は「Dragnet」というラジオ及びテレビ放送のテーマ曲を取り入れたものらしい。
歌詞の内容(「viewer」という単語など)からするとテレビかな。


アルバム「Winds of Change」はサイケな感覚が大胆に取り入れられ、
以前のアニマルズとは全く異なる内容。
面子も旧アニマルズからはエリックのみ。
ストーンズの「Paint It Black」のカヴァーや、
ジミヘンへの返答歌「Yes I Am Experienced」、
JBを意識した?「Man -- Woman」などが印象的。
Paint It Black(黒くぬれ)の記事


歌詞の内容
語りの部分は、テレビ番組のナレーションを模したもののようだ。
「シスコは最高だ」と紹介している。
ただ、「シスコの住人はそれに気づいていない」という点が良くわからない。
後の歌詞には、シスコ(米国)についてのネガティブな表現が見られるので、
悪い部分に目を向けている米国人の存在を念頭に置いてのことかな。

歌詞は、全体的に街の様子を視覚的に表現している。
1節は、電光掲示板などが光り輝く都会の雰囲気か。
「walls move」は、考え方や偏見などの「障壁」が無くなる、と捉えた。

3節は、単語の羅列に近い。
「leather wings」は、画像検索するとバットマンの翼のようなものがヒットするので、
あの硬い翼のことだろう。
直前にangelが出てくるので、これは悪魔か何かを暗示しているのかな。
天使も悪魔も居る、と。
「青いジーンズ」は、アニマルズの代表曲「朝日のあたる家」を思い起こさせる。
ハーレーは、自由やヒッピー的なものの象徴か。

最後の節、「インディアン(米先住民)」という言葉は、
人種差別・人権運動や米国の歴史を踏まえてのことか。

全体としては、
シスコには実際に悪い部分もあるが、それに立ち向かうエネルギーがある、
それを見習えたまえ、ということかな。

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