鍛造技術の館に行ってきた。
同施設は愛知製鋼が運営する民間の展示施設。
展示内容は、同社の鍛造品や、
同社とは直接関係ないが、以前知多半島に存在した大野鍛治について。

施設の入り口。
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以下、詳細や感想。

・愛知製鋼の展示
クランクシャフトやサスペンションアームなど自動車部品が中心。
円柱状の鋼(丸鋼)から、バリのついた状態、最終製品まで、
実物が展示され、鍛造方法も詳細に解説してもらえる。

あのクランクシャフトが、こうも簡単に次々と作られるのかと、
ちょっとびっくりした。
もちろん、簡単に見えるだけで、
相当な力でプレスして数秒間で金型を冷やすなど、
技術力の結晶なわけだが。

いかに材料を無駄にすることなく製品を作るか(歩留まり)など、
技術の進化も見ることができる。

他、オートモ号のクランクシャフト(模型)なども展示されていた。

・大野鍛治の展示
鎌倉時代、近江国から知多半島へと鍛治技術が伝わったらしいが、
現在は途絶えているため、あまり詳しいことが分からないらしい。

種々の農具、鍛治道具の展示や備中鍬の製作過程のビデオがある。
備中鍬の製作ビデオは、昔の鍛冶屋を知らない自分にとっては興味深い内容だった。
まさに「鉄は熱いうちに打て」の言葉通り、
赤くなった鉄を素早く手際良く、職人さんがハンマーで叩いて、
カンカンという音を立てながら、フォークのような鍬の形を整えていく。

地味な施設だが、自動車の重要な部品を製造していることや、
鍛造(鍛治)という古来からある金属加工技術についても、
映像を通して知ることができるので、興味深い場所だと思う。

ちなみに、自動車関連の「鍛造」については、
産業技術館でも見学することができる。産業技術記念館の記事

・アクセス等
開館は平日のみで、予約制。
一般人でもOK。
技術者の方がつきっきりで説明してくれるので何でも質問できる。
見学に要する時間は30分から1時間。

アクセスは要注意。
(ピンは、グーグルで「鍛造技術の館」と検索した場所。でもここは工場。)

大きな地図で見る

実際は、東海IC(地図の左上)の左下に存在。
地図を拡大すれば、名前が出てくる。
国道302号線を西に向かい、「東海インター交差点」を過ぎて数100mを左折してすぐ。

でも、ピンの場所から入るのも面白いかも。
工場の敷地内をずーっと車で見学できるからだ。

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