69年のヒット曲。
イントロの「ハー」という息と、落ち着いた憂いのあるヴォーカル、
サビで花が開くように明るくなるのが印象的。
初めてイントロを聞いた時「Stand by Me」のカヴァーかと思った。

2ndアルバム「Odessey&Oracle」(68年)収録。

以下、歌詞の和訳。

*****始*****
A1
待ちにまった季節がやって来た
愛が実る季節さ
この時期になると気持ちがはやるのさ
ワクワクする僕の手が君の手をとって

B1
陽だまりのあの場所へ連れて行きたいんだよ
そして みんなに見せてやるのさ
愛の季節がやって来たことを


A2
君の名は? お父さんはどんな人?
僕みたいにお金持ちかい?
お父さんは君に教えてくれたかい
君の人生にとって大切なことを

B2
ゆっくり話してごらん 僕が教えてあげようか?
僕は確かめたくてしょうがないのさ
愛の季節がやって来たことを

A2 B2繰り返し
*****終*****

「愛が実る季節がやってきた」という文句をちょっと聴いただけだと、
爽やかな、あるいは若者の淡い「恋する季節」の歌かと思いきや、
以下の後半部の歌詞を読むと、ちょっと違うことが分かる。
「君の名は? お父さんはどんな人? 僕みたいにお金持ちかい?」
「お父さんは君に教えてくれたかい? 君の人生にとって大切なことを」
「ゆっくり話してごらん 僕が教えてあげようか?」
冒頭の「ハー」という声も考えると、
結構やらしいことを強調した歌なのかな。

B1とB2の最終行「It's the time of the season for loving」は、
前文の目的語(that節「show you everyone」「I really want to know」)と捉えた。
B2の1行目最後「tell you what」は、
A1最終行の「To show you what you need to live?」の「what」以下の省略と捉えた。

アルバム「Odessey&Oracle」
なんだか意味ありげなアルバムタイトルだが、
まだ全ての曲の歌詞を見てないので分からない。
でも、深い意味は無く、歌詞の内容は基本的に恋愛系と思うのだが。
音に関しては、アルバムの全体的な印象は英国のビーチ・ボーイズ(「ペット・サウンズ」時代の)。
楽器はキーボード系の音が主体で、コーラス、ハーモニーが多いのでそう感じるのだ。
(「Care of Cell 44」がアルバム全体を凝縮した曲と言ってもいいだろう。)
正直言ってブルース系が好きな自分にとっては好みでないが、
サイケが好きなので嫌いとも言えない、非常に微妙なアルバムだ。
しかも、音が済んでいてキレイなので、流していると良い気分になる。
自分にとっての位置づけが定まらないアルバム。
1stは「好き」と言えるのだが。
 
1曲目の「Care of Cell 44」。




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