瀬戸の長い長い焼き物の歴史を知ることができるということで、
先日、瀬戸蔵ミュージアムに行ってきた。
入口では、ひっそりとだが招き猫がお出迎え。
常滑の大きな眼の猫とは異なり、瀬戸の猫は少し表情が無愛想。

展示は多く解説も分かりやすいし、
ボランティア(?)の解説員のおじさんは、非常に丁寧で陶磁器の知識も深かった。
大満足。
さすが、焼き物の一大産地だ。
展示は、昔の瀬戸の町並みの再現から始まり、
様々な用途の陶磁器、窯の変遷、陶磁器を製造するための道具等。
陶磁器の説明も充実している。
昔の瀬戸駅舎などの再現。
ちょっぴり昔へとタイムスリップ気分。
欧米への輸出をしていた時代のノベルティ製品。
土をこねる機械など。
鬼瓦。非常にキレイ。
昔は瀬戸でも瓦、便器、タイルなどを製造していたらしい。
陶貨。これは珍しい。
大戦中に作られたらしいが、
市中に出回らずに終戦を迎えたため多くが破棄されたらしい。
ゆっくり見ていたら1時間以上かかる。
レストランやお土産屋も併設されている。
駐車場は、最初の1時間は無料。以降は1時間100円。
(ピンがミュージアム。尾張瀬戸駅から歩いて数分。)
大きな地図で見る
なお、道路を挟んですぐ東側に観光案内所がある。
土日は無料の駐車場があるようなので、
付近のお店などもゆっくり散策する人は、案内所で尋ねたほうが良いだろう。
ミュージアムから少し東へ進むと招き猫ミュージアムがあり、
猫系の陶磁器ショップが併設されている。
ここで、お土産に招き猫を購入。
・他の焼き物系の記事
愛知県:常滑やきもの散歩道 INAXミュージアム ノリタケの森 かわら美術館
佐賀県:伊万里
・うなぎの田代
瀬戸蔵ミュージアムの北東の橋を北へ渡り1ブロック東へ進むと、
昔ながらの商店街がある。
訪れたのが風の強い日だったこともあり、
香ばしい匂いがどこからともなくしてきたので、
匂いの元をたどっていくとうなぎ屋を発見。
赤いうちわをパタパタさせながらうなぎを焼いている。
入店し、うな丼を注文。並2500円。
タレは甘すぎず、肉厚で柔らかいうなぎ。
「香ばしい」という言葉はこのためにあるのか、と思うほどの良いにおい。
美味しいお店だった。
狭いお店なので、休日の繁忙時は避けたほうが無難か。
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