サイケの名盤と言われる2ndアルバムの幕を開ける曲。
演奏はシンプルなのだが、とにかく異様な雰囲気が漂う。
ベースがカッコイイ曲でもある。

2ndアルバム「Strange Days(まぼろしの世界)」(67年)収録。

以下、歌詞を和訳した。

*****訳*****
奇妙な世界が俺達に襲い掛かる
奇妙な世界が覆いかぶさってくる

剥ぎ取られるのさ
普段のうわべだけの楽しみなんて
奇妙な世界を遊びつくすのだ
さもなければ 新たな町を見つける他は無い

奇妙な眼をした奴らが 奇妙な部屋を埋め尽くしている
合図の声が響き渡る 宴は疲れと共に終焉を迎えるのだ

女主人はニヤニヤ笑みを浮かべている
ここにいる奴らは「罪」を犯していることを知らない
俺が「罪」というものを教えてやろう
まさにこの奇妙な世界が「罪」なのだよ

奇妙な世界が俺達に襲い掛かる
奇妙な時間は延々と続くのさ

俺達は孤独のまま
内臓は異常をきたし
記憶は取り止めが無くなる
俺達は目の前の退屈から逃れようと
奇妙な闇へと駆け込むのさ
*****終*****

「Strange days(奇妙な世界)が襲ってくる」という冒頭から悪寒が…。
「奇妙な世界」はトリップ中ということでいいのかな。
「罪というものが何かを教えてやろう、この奇妙な世界こそが罪なんだよ」と、
トリップすることによる「背徳」を歌っている。
最後、単なるドラッグ体験ではなく、
人間の孤独についても言及していることから、
他にも色々と解釈できそうだが。

10年以上たって、初めてこの歌の詩を読んだのだが、
ここまで過激な内容だとは思ってなかった。

アルバムの最後には1stの「The End」の如く、
長尺の曲「When the Music's Over(音楽が終わったら)」が収録されている。
「The End」よりもリズムが強いので聴きやすいかもしれない。
奇妙なサイケの世界に浸るなら、
このアルバムとピンク・フロイドの1st「Piper at the Gates of Dawn」が双璧だろう。


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