プロデューサーにフェリックス・パパラルディを迎えた2ndアルバム。
時代の波の影響でサイケ、アート色が強く、
本曲「苦しみの世界」はまさにそんな曲。
作詞作曲はパパラルディと彼の妻のゲイル・コリンズ。
シンプルな歌詞とワウギターが印象的。

2ndアルバム「Disraeli Gears(カラフル・クリーム)」(67年)収録。

以下、歌詞を和訳した。
*****始*****
A1
僕の窓から見えるのは 1本の木だけ
僕の窓から見えるのは 1本の木だけ
僕だけのために存在する
灰色の街の中に立っている木
感傷的になっている時間などないさ その木と僕には

B
苦しみの世界
冷たい雨が降る世界
これが今の僕の世界

A2
今日が存在するために 理由は必要なのかい?
今日が存在するために 理由は必要なのかい?
君はその理由を憶えているかい?
僕には街のあちこちから叫び声が聞こえる
感傷的になっている時間などないさ 育っていく木には

B繰り返し
A1繰り返し
B繰り返し
*****終*****

A1の「No time for pity, For the tree or me」の部分は、
「pity For」ではなく「No time For the tree or me」と捉えた。
サビの部分「There is a world of pain, In the falling rain, Around me」は少し意訳した。

タイトルやBの部分は非常にネガティブだが、内容は単にそうではない。
例えば、A1最後に「感傷的になっている時間などないさ その木と僕には」とあるからだ。
「僕=木」と考えることができ、A2の最後「a growing tree」は「明日に向けての僕」と捉えることができる。

今はつらい状況に置かれているが、
「明日へ向けて伸びていこうとする意思」が歌われているのではないだろうか。


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