70年にヒットしたパープルのシングル「ブラック・ナイト」。
ハード・ロック路線に舵を切ったアルバム「Deep Purple in Rock」より早くリリースされたので、
路線変更したディープ・パープルを初めて世に示した曲になるのかな。

4thアルバム「Deep Purple In Rock」(70年)にボーナス・トラックとして収録。

リフの元ネタは英Wikiによれば、62年のリッキー・ネルソンの「Summertime」。

ネルソンは50年代後半から60年代半ばまで多くのヒットを放っているが、
他の曲はこんなにハードではないのに。
驚きの1曲だ。

以下、歌詞を和訳した。

*****始*****

黒い夜なんてありえないぜ
頭がぼんやりしている
じっとしているのは御免だぜ
きっと いつかそのうちに
自由になるのさ 真の自分になるのさ
黒い夜はなんてのはまっぴらなんだよ

うんざりだ 暗い木なんて
いらないね 荒れた海なんて
感覚が無ければ 目も見えない
きっと いつかそのうちに
自由になるのさ 真の自分になるのさ
黒い夜はなんてのはまっぴらなんだよ


※繰り返し
****終*****

特に意味の無い歌詞ということらしいが、
何も考えずに口から出た言葉にも心の奥底にある何かがこもっているだろうに。

ハード・ロックなので「Black night」を肯定的に捉えているのかと思ったら、
陰鬱な感じの否定的な意味で使っているようだ。
最後の「Black night is a long way from home」が分からない。
ここでは「home」を「自分のあるべき姿」と捉えた。
「今のいらだたしいBlack nightという状況は自分の理想からは程遠いんだ」みたいな。
とにかく、いらだたしさをぶちまけた歌詞なのではないだろうか。

英wikiによれば元ネタとしてもう1曲挙げられている。
米のBlues Magoosと言うバンドのヒット曲「(We Ain't Got) Nothin' Yet」だ。
たどたどしいギター・ソロが微笑ましい。

ただ、66年リリースなので彼らもネルソンの曲から拝借したのだろう。
それにしても、このバンドのアルバム・タイトルが面白い。
「Psychedelic Lollipop」。
何曲か聴いてみたが、ガレージ的な荒いサウンドでいかにも60年代の音。


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