バーズというバンドはややこしい。
バンドとしてのバーズはキャリアが長く、メンバー交代も少なくない上、ジャンルも変わる。
フォーク・ロックからサイケ、カントリー、スワンプなど。

自分の一番好きなバーズは、デヴィッド・クロスビーが在籍していた時代。
彼の幻想的な曲とハーモニー、バーズのトレードマークの12弦ギターの音色が心地よいのかな。
特にこの曲「ルネッサンス・フェア」はお気に入りの1曲。
サイケ時代のバーズの代表曲といっても言い過ぎでは無いだろう。

4thアルバム「Younger Than Yesterday(昨日より若く)」(67年)収録。

以下、歌詞を和訳した。

*****始*****
I think that maybe I'm dreaming
きっと僕は夢を見ているのさ

A1
I smell cinnamon and spices
I hear music everywhere
All around kaleidoscope of color
僕はシナモンやスパイスの匂いをかぎ
あちこちから響く音楽を聞いている
周りの色が千変万化していく

I think that maybe I'm dreaming
きっと僕は夢を見ているのさ

A2
Maids pass gracefully in laughter
Wine coloured flowers in their hair
Flags call from lands I've never been to
メイド達はすっと微笑んでしとやかに通り過ぎる
髪にはワインのように暗赤色の花
不思議な音が行った事のない場所から聞こえてくる

I think that maybe I'm dreaming
きっと僕は夢を見ているのさ

A3
Sun's flash on a solar prism
Bright jewels on the ladies flashing
Eyes catch on a shiny prism
太陽光がプリズムに反射して輝いている
女性たちのまばゆいばかりの宝石
輝くプリズムが僕の目を捉える

A4
Hear ye the crying of the vendors
Fruit for sale, wax candles for to burn
Fires flare soon it will be night fall
耳を傾けてみて 行商人の声が聞こえるよ
果物や明かりのための蝋燭を売っている
そのうち炎がゆらめき 夜が訪れるのさ

I think that maybe I'm dreaming
きっと僕は夢を見ているのさ
*****終*****

「I think that maybe I'm dreaming」というフレーズがとにかく印象的。

A2の最後「Flags call from lands I've never been to」の英歌詞がはっきり分からない。
日本盤のライナーでは「Flags Flow~」となっているが「Flow」とは聞こえない。
一方、英歌詞のサイトでは「Last Call~」となっているが「Last」とは聞こえない。
自分には「Flags Call」と聞こえるのだが…。
でも意味が分からない。
「Flag」には「音符(♪)の旗部分」の意味があるので、とりあえずこれを採用。
自分知らない世界から、次々と音符が流れてくるようなイメージ。

A3に出てくる「プリズム」もいまひとつ分からない。
単に光り輝いているイメージを醸し出しているだけかな。

・アルバム「Younger Than Yesterday(昨日より若く)」
アルバムタイトルはボブ・ディランの曲「My Back Pages」からとったもので、
同曲のカヴァーも収録されている。
このアルバムはバースのアルバムで一番好きだ。
内容は幻想的なサイケ調の曲もあれば軽快なロック、フォーク・ロック、カントリーぽい曲などごった煮状態。
でもクオリティが高いので「散漫だ」なんて感じない。
どの曲も個性的。
いつの間にか彼らの世界に浸っているのだ。



アーティスト別 目次 AからI
アーティスト別 目次 J以降


にほんブログ村 音楽ブログ 洋楽へ
にほんブログ村


音楽(洋楽) ブログランキングへ