デヴィッド・クロスビーによる名曲「トライアド」。
(意味は「3和音」あるいは「3人組」。「3つで1つ」ということ。)
静かで美しいアコースティック曲だが、歌詞は刺激的で挑発的な内容。

アルバム「Crown of Creation(創造の極致)」(68年)に収録。

バーズ時代のクロスビー自身によるヴォーカル。
演奏も声もこっちのが好みだ。

ボーナス・トラックとして5thアルバム「Notorious Byrd Brothers(名うてのバーズ兄弟)」(68年)に収録。

CSN&Yのライブ・アルバム「4 Way Street」にも収録。

以下、歌詞を和訳した。

*****始*****
A
You want to know how it will be
Me and her, or you and me
You both stand there, your long hair flowing
Your eyes alive, your mind still growing
Saying to me what can we do now that we both love you
I love you too
And I don't really see
Why can't we go on as three
君達は これから僕達がどうなるか知りたいだろう
僕と彼女 あるいは 君と僕
君達2人は立っている 長い髪を揺らめかせながら
眼を爛とさせ 胸を高鳴らせて
僕に尋ねるのさ 「私達はあなたを愛してしまったの どうすればいいの?」
僕も君たちを愛しているさ
でも 僕にはよく分からないよ
どうして3人でやっていけないのかな

B
You are afraid, embarrassed too
No one has ever said such a thing to you
Your mother's ghost stands at your shoulders
A face like ice, a little bit colder
Saying to you, you cannot do that
It breaks all the rules, you learned in school
But I don't really see
Why can't we go on as three
君達は恐れ 当惑さえしている
こんなこと 誰にも言われたことがないだろうからね
君の亡くなったお母さんが肩越しに立っているよ
氷のような いやもっと冷ややかな顔をして 
君に言うのさ「そんな馬鹿げたこと」って
学校で習ったあらゆる事に反しているのだから
でも 僕にはよく分からないよ
どうして3人でやっていけないのかな

C
We love each other, it's plain to see
There's just one answer that comes to be
Sister lovers water brothers, and in time maybe others
So you see what we can do is to try something new
If you're crazy too
And I don't really see
Why can't we go on as three
僕らは愛し合っている 単純なことだろ
それなら答えは1つだけさ
愛に溢れた女達は男達を潤す やがては他の者達をも
分かるだろ 僕達は新しいことに挑戦できるのさ
もし 君達も僕のような考えを持っているならね
だから 僕にはよく分からないよ
どうして3人でやっていけないのかな

*****終*****

歌詞は「3人の関係もありだろ?」というフリーラブ的な内容が、問いかけのような形で展開されている。

Aでは、女が「私と彼女 どっちなの?」との問いかけに対して、「3人でもいけるだろ」と返している。

Bでは、旧来の考え方を象徴するお母さんや学校が出てくる。

Cの「Sister lovers water brothers, and in time maybe others」はよく分からない。
「sister」と「brother」」は「同胞」、「water」は「愛を与える」といった感じか。
「you're crazy too」は「クロスビーと同じ考え方」と意訳した。


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