バーズの代表曲といえば、一連のボブ・ディランのカヴァー曲。
デビュー時のフォークロック系もカッコイイが、カントリー志向のこの曲も最高。
グラム・パーソンズがバーズに参加した唯一のアルバム。

6thアルバム「Sweetheart of the Rodeo(ロデオの恋人)」(68年)収録。

ディランの曲ということでバエズもカヴァー。


以下、歌詞を和訳した。

*****始*****
A1
Clouds so swift, the rain won't lift
Gate won't close, railing's froze
Get your mind on winter time
You ain't going nowhere
雲が素早く流れ 雨は一向にやまない
戸が閉まらないし 手すりは凍りついてる
冬は何かとあるものさ
どこにも行けないよな

B
Whoo ee, ride me high, tomorrow's the day my brides gonna come
Oh woh, are we gonna fly down in the easy chair
高いところへ連れてってくれよ 明日は俺の花嫁がくるからさ
俺達は飛んでいくのさ あの安楽椅子へと

A2
I don't care how many letters they sent
The morning came, the morning went
Pack up your money, pick up your tent
You ain't going nowhere
どれだけ手紙がやってきても 俺は気にしないよ
朝がやってきては去っていくのさ
有り金集めて テントを抱えろよ
でも どこにも行けないよな

B繰り返し

A3
Buy me a flute and a gun that shoots
Tailgates and substitutes
Strap yourself to a tree with roots
You ain't going nowhere
フルートを買って ぶっ放せる銃を買って
荷馬車の後部ドアと代用品もだ
体を根の張った木にくくり付けろよ
どこにも行けないよな

B繰り返し

A4
Now Genghis Kahn he could not keep
All his kings supplied with sleep
We'll climb that hill no matter how steep
When we get up to it
ジンギス・カンは彼の全ての王達に
休息を与え続けることができなかった
あの丘がどれだけきつくても俺達は登るつもりさ
そこに来たときはな

B繰り返し
*****終*****

全く内容が分からない…。

A1は、天気が悪いし寒いのでどこにも行けない、というお遊び的な内容に思える。

Bのサビの内容は、少し暗い他のパートに比べて白黒ひっくり返したかの如く急に明るくなる。
最後の「fly down in the easy chair」は椅子に乗って飛ぶとも捉えられるが、
「安楽椅子=ゆったりとした老後」のイメージが浮かんだので、
「fly=花嫁との生活を楽しんだ」後の老後の生活と捉えて、
「安楽椅子に着陸する」ような感じで訳した。

A2は、前半2行は「周りを気にせず、わが道を行く」ということか。
一方後半、主語は「I」から「You」になり、
「お前には、移動する準備をしても行くところはない」となる。
よく分からない。

A3でも主語はA2と同様に前半と後半で変わる。
前半部では、A2の「わが道を行く」という内容を受けて(?)、旅支度の話になる。
人には「準備しても行くところはない」と言ってたのに、自分にはあるようだ。
後半は、「人生でふらつかないようにしろよ」ということだろうか。
でも、そうすると最後の「行くところがない」と意味が繋がらない。
「行くところがない」のなら「まあ、せいぜいしっかりと体を縛っていろよ」ということかな。

A4では、ジンギス・カン(強大な支配者の例として登場させた?)は、
平和な統治を続けることができなかった人物。
「自分達はやるつもりだ」と宣言していることか。
(「that hill=平和な統治」と解釈した場合)


アーティスト別 目次 AからI
アーティスト別 目次 J以降


にほんブログ村 音楽ブログ 洋楽へ
にほんブログ村


音楽(洋楽) ブログランキングへ