英フォーク系アーティスト、ドノヴァンの手によるサイケ曲@66年。
ベスト盤に収録されているので代表曲の1つなのかな。
なぜだか、やけに耳に残って頭から離れない曲だ。

3rdアルバム「Sunshine Superman」(66年)収録。

*****始*****
A1
When I look out my window
Many sights to see
And when I look in my window
So many different people to be
窓の外を見てみたら
いろんな光景が眼に入る
もっとよく覗き見ると
いろんな姿の人が眼に入る

B1
That it's strange, so strange
You've got to pick up every stitch
You've got to pick up every stitch
You've got to pick up every stitch
奇妙だな ホンットに奇妙だな
あれもこれも縫い上げないと
あれもこれも縫い上げないと
あれもこれも縫い上げないと

C
Mmm, must be the season of the witch
Must be the season of the witch
Must be the season of the witch
うーん 魔女の季節に違いない
魔女の季節に違いない
魔女の季節に違いないんだよ

A2
When I look over my shoulder
What do you think I see ?
Some other cat looking over
His shoulder at me
振り返って後ろを見たんだ
何がいたと思う?
知らない猫が見ているんだよ
肩越しに僕を見ているんだよ

B2
And he's strange, sure he's strange.
You've got to pick up every stitch
You've got to pick up every stitch
Beatniks are out to make it rich
なんて奇妙な奴だ 奇妙な奴だろ
あれもこれも縫い上げないと
あれもこれも縫い上げないと
ビート狂いは妄想に走る

C繰り返し

(間奏)

B3
You've got to pick up every stitch
The rabbits running in the ditch
Beatniks are out to make it rich
あれもこれも縫い上げないと
うさぎが溝の中を走っていく
ビート狂いは妄想に走る

C繰り返し
A1繰り返し 以下省略
*****終*****

曲を聞きながら読んでいると、
何かに駆り立てられるような、なんとも奇妙な感覚に襲われる。

A1
普段どおり(?)、何気にふと窓の外を見たら色々なものが目に映り、
なぜか興味が沸いてきたので覗き込んだ。
こんな感じだろうか。

B1
色々な人達を見てると、なぜか可笑しく思えてきた。
深夜に友人と話していると、特に面白くないのに笑いがこみ上げてきたことは無いだろうか?、
自分はそんな経験が少なくないが、そんな感じかな。
「pick up every stitch」は分からない。
「picking up stitch」は編み物のテクニックの1つのようだが、
言葉で説明ができないので画像検索をどうぞ。
ここでの意味は、「目に映った様々な光景をつなぎ合わせて、解釈を与える」ことだと思われる。
良い訳が思いつかなかった。

C(サビ)
B1で、そんなに奇妙なのはなぜだろうか?
ここでは「魔女の仕業だ」と言っている。
B1で「You've got to~」のフレーズを執拗に繰り返して「魔女の季節~」とくると、
なんだか説得力があるというかストンと落ちる。

A2
ふと後ろを見たら、自分と同じように知らない猫がこっちを見ていた。
そりゃ怖い。

B2
B1とほとんど同じだが、最後は「Beatniks are out to make it rich」となっている。
以下、Bは少しずつ変化する。
解釈はこんな感じだ。
ビートニク(ビート狂い、あるいはビート詩人)は想像力をたくましくして、
なんでもないような光景をつなぎ合わせ、様々な妄想をする。

B3
ここでは「うさぎが溝を走る」というフレーズが出てくる。
逃げるように必死に走っていく印象を受けた。
ビートニクが何かに駆り立てられるかの如く、想像、妄想の世界に向かっていく様子だろうか。


・カヴァー
ヴァニラ・ファッジのアルバムでこの曲を知った。



アル・クーパーらのセッションでもカヴァーされている。
英wikiによれば、当時この曲がジャム演奏でよく使われたらしい。
テレビや映画などでも使用されているようだ。

「Super Session」(68年)収録。

60年代、サイケ調ドノヴァンのベスト盤。
ジャケットの首の角度が、らしくて良いなぁ。



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