グッと心にくるロック・バラード。
静かに1人で、ホテルの窓から夜の街の光を眺めながら聴きたい曲だ。
イギー・ポップとデヴィッド・ボウイの共作。

ライブ音源。

アルバム「Lust for Life(欲情)」(77年)収録。

後にボウイがカヴァー。
ティナ・ターナーとレゲエっぽくやっている。

デヴィッド・ボウイのアルバム「トゥナイト」(1984年)に収録。


以下、歌詞を和訳した。

*****始*****
(イントロ部分)
I saw my baby
She was turning blue
Oh, I knew that soon
Her young life was through
目の前で 彼女が
蒼くなっていった
ああ そうなんだ
短い一生を終えるたのさ

And so I got down on my knees
Down by her bed
And these are the words
To her I said
だから ベッドの横で
俺はひざまづいて
女に言ってやったのさ
こう言ってやったのさ


A1
Everything will be all right, tonight
Everything will be all right, tonight
静かな夜になりそうだぜ 今夜は
静かな夜になりそうだぜ 今夜は


B1
No one moves, no one talks
No one thinks, no one walks, tonight
誰もがじっとして 話もせず
何も考えず 歩きもしない 今夜は


A2
Everyone will be all right, tonight
Everyone will be all right, tonight
みんな静かに過ごすだろう 今夜は
みんな静かに過ごすだろう 今夜は


B2
No one moves, no one talks
No one thinks, no one walks, tonight, tonight
誰もがじっとして 話もせず
何も考えず 歩きもしない 今夜だけは


(ギターソロ)

A3
I am gonna love her to the end
I am gonna love her to the end
俺は彼女を愛し続けるのさ 最期まで
俺は彼女を愛し続けるのさ 最期まで


B3
I will love her 'til I die
I will see her in the sky, tonight, tonight…
俺は彼女を愛し続ける 俺の最期まで
天に昇った彼女と会えるな 今夜は 今夜は…
*****終*****

イントロの「アーアー」というコーラスは、「死なないでくれ、お願いだ」という悲しみの表現か。
目の前で大事な人が、その人生を終えたのだ。
そりゃあ死ぬほど悲しい。

A1
このパートからは、最期を迎えた女にやさしく語りかけている。
男ができる限りの最高の最期を迎えさせようと、いや、一緒に迎えようとしている。
「be all right」を静かな、と訳した。

B1
2人の別れにとって最高の夜、神聖な夜といった感じだろうか。
本当に誰も動いていないのかというとそうではなく、
悲しみのあまり周りの音が耳には入ってこないのかもしれない。

A3、B3
単純な表現だが、こうやって堂々と歌われると心にしみる。

歌詞を読むと、より一層聞き込んでしまう。

心の底からの偽りの無い「やさしさ、思い、愛情」を捧げる瞬間(tonight)を歌っている。
儚さが美しい。
イギーの歌を美しいと言ってはいけないのかもしれないが・・・。
野蛮な印象ゆえに、余計にギャップがあってねぇ。
良い曲だなあ。




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