洋楽で有名な長寿ロック・バンドといえば、ロックという音楽ジャンルが確立された60年代から活躍しているローリング・ストーンズ。
活動期間が長ければ長いほど、一体どんなバンドなのか分からなくなる。
そんなストーンズも、年代順に時代背景と一緒に代表曲を聴いていけば分かりやすい。
あわせてストーンズの名盤、ヒット曲なども紹介する。

まず簡単にバンドの紹介。
ローリング・ストーンズのデビューは1962年。
ビートルズなどビート・バンドと呼ばれる、R&Bをカバーして演奏する若者のバンドが、イギリスで続々とデビューをし始めた頃だった。
メンバーは、
 ブライアン・ジョーンズBrian Jones:ギターやハーモニカ、他
 ミック・ジャガーMick Jagger:主にヴォーカル
 キース・リチャーズKeith Richards:主にギター
 ビル・ワイマンBill Wyman:ベース
 チャーリー・ワッツCharlie Watts:ドラム
 イアン・スチュワートIan Stewart:ピアノ
だった。
ほどなくイアンは脱退している。
また、1969年にブライアン・ジョーンズが亡くなったことから、ギターはミック・テイラー、さらにロン・ウッドと交代している。

さてストーンズの曲を聴いていくが、次のように時代を分けていく。
62年から65年のカバー中心のビート・バンド時代とそこからの脱却期
66年から67年のサイケ期まで
60年代後半のルーツ回帰とストーンズ・ロックの完成期
そして70年代。
それ以降は割愛。

ストーンズのベスト盤
有名曲や代表曲を手っ取り早く聴きたければ、ベスト盤「Grrr!」がおすすめ。
時代順に曲が並んでいるし曲数も十分で音質もよい。


1962年から65年のカバー中心のビート・バンド時代と、そこからの脱却期。
まずはデビュー・シングル「Come On」@1963年
カバーしないバンドは無いとっていいほどの人気だったギターR&Rの開祖、チャック・ベリーの曲だ。
この曲以外にも「Carol」などをアルバムでカバーしている。


こちらもシングル「Not Fade Away」
ボ・ディドリーのカバー。
テレビのライブ。3分ぐらいから曲が始まる。



1964年には1stアルバム「The Rolling Stones」をリリースして、英1位となっている。
(66年までのストーンズをはじめとるすイギリスのバンドのアルバムは、イギリスとアメリカで内容が違うが、ここではイギリス盤を中心にする。)

続くアルバム「The Rolling Stones No. 2」「Out of Our Heads」はR&Bのカバーが中心。
自作曲は少ないがストーンズらしい黒人色の強いカバーで、どのアルバムもこれぞ初期のストーンズと言える内容だと思う。
ストーンズをはじめ、当時注目を集めていたバンドのカバー曲は、どれも個性的で唯一無比。

初の英1位シングル「It's All Over Now」@1964年


 これもカバー「Time Is on My Side」
アメリカのみのシングルでヒットしている。
ギターは出色。



1964年の英1位ヒット「Little Red Rooster」
こちらもブライアンのギターが冴える。



1965年のヒット・シングル「The Last Time」は、初のストーンズ自身の曲だ。
この頃になると、バンドによってはR&Bカバーのビート・バンドから、自身で曲を作って演奏するロック・バンドへと脱却していく。
曲は洗練され、今のロックにかなり近い形にっていく。
そんな中でもストーンズは、かなりR&Bよりのバンドだった。


アルバム「Out of Our Heads」収録の「Heart of Stone」は個人的に好きな曲だ。


しんみりとしたバラード「Play with Fire」
ヒットはしなかった。



1965年、大ヒット曲「(I Can't Get No) Satisfaction」がリリースされた。
単純なラブソングやバラードではなく、社会に不満をぶちまける歌詞がシンプルで力強いリズムに乗って繰り出される。
イントロのリフとキャッチーなキメ台詞は、いつまでも耳に残る。


続く「Get Off of My Cloud」もヒット。



以後、大きな時代のうねりの中で、自作曲を中心にストーンズは活躍を続ける。

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