宮若市は、いわゆる筑豊地方と呼ばれる地域の1つで、
この辺りは筑豊御三家の1つ貝島鉱業が経営していた。

ということで、若宮の記念館は、貝島についての展示が多い。
宮若1
石炭を露天掘りするなど、優良な炭鉱を抱えていたことや経営者の理念から、
炭鉱労働者の待遇もかなり良かったようだ。

さて、記念館には、同社で使われていた鉱山機械、
炭鉱の写真や絵、貝島家に関係する本や資料などが展示されている。
貝島太助は無学だったらしいが、写真を見るととてもそうは見えず、
精悍で引き締まり堂々とした顔つきだった。
貝島は労働者の福利厚生にも力を入れたらしいが、
これは同社の特徴なのかな。
他の御三家(麻生と安川)について知らないのでなんとも分からず。

見学者が少なかったこともあり、館長さんにつきっきりで解説をしていただいた。
これは小さな資料館の良いところかな。
秋田の院内銀山も、館長さんがとても丁寧に説明してくれた。
館長さんと直接話すことができると、色々と情報をやりとりできるので面白い。

そんなこんなで色々と展示品を見ていると「貝島製作所」と書かれた機械が目に入った。
貝島鉱業の鉱山機械部門だろう。
鉱山会社は鉱山で使用する機械を修理したり製造する、機械部門を持つ。
大手財閥は勿論のこと、日立、古河、明治(安川)、芳谷(カラツ、小松)など。
名前から分かるように、これらの部門は炭鉱閉鎖後も、
製造業でそれぞれ独立した企業に成長している。
そうなると、貝島の機械部門はどこへ行ったのだ?という疑問が出てくるのだが、
館長さんに尋ねても分からないらしい。

詳細に見たわけではないが、収蔵してある資料等にも、
同社の機械部門がどうなったのかについて説明は無い。

はて、どうなったのだ?

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